NAME

十六羅漢曼荼羅

STYLE

Tibetan Style

PRICE

¥298,000

ARTIST

ラトナ・サガ

MEDIUM

岩絵具 ポスターカラー
金 画布

SIZE

H76×W71cm
額装 H90xW71cm

NO

T-004

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チベットマンダラの醍醐味ここに

BACK GROUND作品の背景
阿羅漢(羅漢)とは小乗仏教の教えに従って自分という存在を深く追求した結果、最終的にどこにも自分を見つけることができない故、自分(自我)は存在しないという悟りを得た人たちの尊称です。
中央にいる釈迦牟尼仏陀の両脇にはシャーリプトラ(舎利弗)、モッガラ-ナ(目連)の二大弟子が描かれ、それを囲むようにビンドラバラダージャなど16人の阿羅漢たちが描かれています。左上には赤い無量寿如来、その下に白いターラーとナムギャルマ(ウシャニーシャヴィジャーヤ)が描かれています。中央上には弥勒菩薩が、その下にはチベット仏教の一派であるゲルク派のラマたちが描かれ、右上にも同じゲルク派のラマたちが黄色の帽子をかぶった姿で描かれています。戒律を保持すること(出家すること)に重きをおくゲルク派の伝統において、出家の伝統の正当性を示す羅漢たちはよく取り上げられるモチーフの1つです。また左下には財宝の神ジャンバラが右下には白い不動明王がそれぞれ描かれています。
POINT鑑賞ポイント
的確な線使いで描かれた細部はブレがなく曼荼羅特有の静かな対称美を醸しだしています。それはやさしく上品な色使いとあいまって鑑賞するものの目を飽きさせません。
ABOUT ARTIST作者について
この作品は15世紀後半にできたメンリ派を発展させ、16世紀後半にナムケー・タシによって確立されたカルマ・ガルディ派の伝統画法によって描かれた作品です。作者であるチベット系タマン族のラトナ・サガはチベット様式タンカ作家の若手実力派の一人です。