NAME

緑のターラー

STYLE

Newari Style

PRICE

¥750,000

ARTIST

ウダイ・チャラン・シュレスタ

MEDIUM

岩絵具 ポスターカラー
金 画布

SIZE

H37×W28cm
額装 H47×W40cm

NO

N-008

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香り立つ気品

BACK GROUND作品の背景
ターラーは観音菩薩が多くの生き物たちが苦しむ姿を見て流した涙から生まれたとされる慈愛の女尊。インドやチベット、ネパールでは人々の信仰を集め、古くから多くの彫刻や絵画のモチーフにされてきたたいへん人気のある女尊です。
POINT鑑賞ポイント
この作品には古典ネワール様式の画法をもとに作者独自の現代的で洗練された表現がところどころにちりばめられています。中央に描かれた立ち姿のターラーの体躯は女性らしい丸みを帯び、かかとを少し浮かした足元からしなやかに伸びる指先まで上品な緊張感を静かにたたえています。それとともに半眼に開かれた物憂げなまなざしや、微笑をほのかに浮かべた口元などが神秘的な雰囲気を醸しだしています。また髪飾りや下衣の模様などの細部も驚くほど緻密に描かれています。ターラーの周りには象、グリフォンなどが描かれ、通常は一番上に描かれるはずのキールティムカがここではターラーの光背の中に描かれています。
ABOUT ARTIST作者について
この作品はネワール族出身のウダイ・チャラン・シュレスタと彼の弟子による合作です。ウダイ・チャラン・シュレスタは伝統的なネワール様式に油彩などの手法を取り入れるなど、ネパールのポーバ(仏画)界を革新しリードし続けるトップアーティスト。ネパール国内にとどまらず全世界でエキシビジョンを行いグローバルに活動しています。彼の作品はニューヨークのルービン美術館や福岡のアジア美術館をはじめ欧米の多くの美術館に収蔵されています。

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