NAME

阿弥陀如来

STYLE

Newari Style

PRICE

¥650,000

ARTIST

ウダイ・チャラン・シュレスタ

MEDIUM

岩絵具 ポスターカラー
金 画布

SIZE

H34×W29cm
額装 H48×W41cm

NO

N-007

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古典とモダンのハーモニー

BACK GROUND作品の背景
日本でも馴染みのある阿弥陀如来は西方にある極楽浄土に住んでいるといわれます。阿弥陀如来の名前を唱えるすべてのものを極楽浄土に生まれ変わらせ救済するという約束から南無阿弥陀仏と唱える阿弥陀信仰が日本では平安末期から盛んになりました。また“阿弥陀”は古代インド語であるサンスクリット語の“アミターバ”から音訳したもので、計り知れない光という意味をもっています。ネパールやチベットにおいてはしばしば計り知れない寿命という意味の“アミタユス”と同一視されるため、この作品のように足の上に組んだ手のひらの上に長寿のアムリタ(甘露)がたたえられた瓶を持った姿で描かれることもあります。
POINT鑑賞ポイント
両足にヘビを摑んだガルーダとワニによく似た伝説上の生き物のマカラが描かれたトーラナ(門飾り)や背景の渦巻き模様、阿弥陀如来の宝冠などの特徴で分るようにこの作品は古典ネワール様式の画法で描かれています。しかし阿弥陀如来の端正な顔立ちや背後に描かれた動物たちの目は生き生きとして写実的で作者独自のモダンな感性がところどころに生かされています。完全に対称につくられた構図や配色がこの絵全体に安定した美しさを与え、また台座や下衣の模様などのディテールの細かさは驚くばかりです。
ABOUT ARTIST作者について
この作品はネワール族出身のウダイ・チャラン・シュレスタと彼の弟子による合作です。ウダイ・チャラン・シュレスタは伝統的なネワール様式に油彩などの手法を取り入れるなど、ネパールのポーバ(仏画)界を革新しリードし続けるトップアーティスト。ネパール国内にとどまらず各国でエキシビジョンを行いグローバルに活動しています。彼の作品はニューヨークのルービン美術館や福岡のアジア美術館をはじめ欧米の多くの美術館に収蔵されています。

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