NAME

ガネーシャ

STYLE

Newari Style

PRICE

¥198,000

ARTIST

スンジャヤ・ドン

MEDIUM

岩絵具 ポスターカラー
金 画布

SIZE

H59×W43cm
額装 H62×W48cm

NO

N-005

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世界一有名な象の神

BACK GROUND作品の背景
ガネーシャはもともと学問と商売を司るヒンドゥー教の神でしたが仏教にも取り入られ、日本でも密教系の本尊である聖天としてよく知られています。
ガネーシャはどうして象の頭を持っているのでしょう?それにはこんなお話があります。シヴァの妻であるパールバティは自分の垢をこねて人形を作り、魂を込めて息子にしました。これがガネーシャです。彼女は自分が入浴している間、誰も家に入れてはならないとガネーシャに言いつけました。しかし何も知らずに家に帰ってきた夫であるシヴァと彼を家に入れさせようとしないガネーシャは争いになり、とうとうシヴァは怒りにまかせてガネーシャの首を切り落としてしまいます。それを見たパールバティは悲しみにくれながら事情を説明しました。慌てたシヴァは近くを最初に通りかかった象の頭を刎ね、ガネーシャの首の上に載せたと言われています。またガネーシャの片方の牙が欠けているのは夜道で転んだ姿を月に笑われたのに腹を立て、牙を折って投げつけたからだと言われています。このようにヒンドゥー教の神々は日本の古事記の神々や古代ギリシャのオリンポスの神々と同様に感情的で人間くさい姿で描かれます。ブラフマー神の顔が4つあるのも愛する妻であるサラスワティがどこにいても見られるためだといいます。そんな彼らを仏教では全能な存在だとはせず、我々人間と同じ輪廻の中の不完全な存在だと言います。
POINT鑑賞ポイント
この作品ではガネーシャはお金を司る神であるため、乗り物であるネズミの口からは財宝がこぼれ落ちています。また手には数珠、大根、斧、団子の入った器をそれぞれ持っています。どっしりとした白い体のガネーシャが古典ネワール様式独特の簡潔で洗練され作風で描かれた美しい作品。
ABOUT ARTIST作者について
作者はロク・チトラカールの元で修行を積んだネワール族出身のスンジャヤ・ドンです。

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