NAME

サラスワティ

STYLE

Newari Style

PRICE

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ARTIST

ウダイ・チャラン・シュレスタ

MEDIUM

岩絵具 ポスターカラー
金 画布

SIZE

H34×W26cm
額装 H49×W40cm

NO

N-002

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ウダイ・チャランの真骨頂

BACK GROUND作品の背景
4本の手に数珠、本、琵琶のような楽器であるヴィーナを持った姿で描かれているサラスワティは、彼女の持ち物が示すとおり学問と芸能を司る女神として信仰されています。また日本では七福神の紅一点、弁財天として親しまれています。弁天様の祠が池の中の島や水辺に造られていることが多いのは古代インド語の“サラス”が水を意味しているようにもともとこの女神が川や水の女神であることに由来しています。
POINT鑑賞ポイント
この作品でサラスワティは羽ばたく白鳥にまたがり天空を優雅に翔る姿で描かれています。背後には六芒星が書かれた太陽と、その光を受けて白金色に輝く美しいヒマラヤの山々が描かれています。少し上向き気味な面差しは瞑想的であり、神秘的で優美なこの女神の特徴をうまく表現しています。全体的に白めに統一されたトーンの効果でヒマラヤ山脈の鮮烈で神聖な空気が画面を通してこちら側に伝わってくるかのようです。
また優美で柔らかな全体の印象とは対照的に、髪の毛や白鳥の羽根の一本一本など超絶的な技巧によって描き込まれた細部は見る人を驚かさずにはおきません。
ABOUT ARTIST作者について
作者のウダイ・チャラン・シュレスタは伝統的なネワール様式に油彩などの手法を取り入れるなど、ネパールのポーバ(仏画)界を革新しリードし続けるトップアーティスト。ネパール国内にとどまらず各国でエキシビジョンを行いグローバルに活動しています。彼の作品はニューヨークのルービン美術館や福岡のアジア美術館をはじめ欧米の多くの美術館に収蔵されています。小品ながら繊細に描かれたこの作品はウダイの水彩の作品の中でも傑作と呼べるものです。

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